診療科目
内科・総合診療科
風邪などの急性疾患、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の治療、また、原因は分からないが気になる症状といった総合的な診療も行います。花粉症外来、健康診断や予防接種も実施しています。
精神科・心療内科
心の悩みは一人では解決しにくく、また周囲に相談しにくいことも多いと思います。これまで「精神科はなんとなく行きづらい」というイメージがあったと思いますが、 “何でも気楽に相談できる”ことを心がけています。ストレスから生じた症状のため長期間苦しい思いをされる場合もありますので、できるだけ早めの受診をお勧めいたします。
どんな時に受診しますか?
育った環境、今おかれている現状、もともとの性格傾向により、同じストレス刺激にさらされても、症状としての現れ方は多種多様で、自分でもストレスによるものとは気がつかないことも。
具体的な症状の例
- 眠れない、朝早く目が覚める
- 頭痛がする
- めまいがする
- 肩こりがひどく、こわばる
- 胸がドキドキする
- 息がつまる、息苦しい
- やる気が出ない
- 何をしても楽しくない
- 鍵を何度も確認する
- 不潔に思い、手を何度も洗う
- 食欲がない
- 吐き気がする、もしくは吐いてしまう
- 胃がもたれる
- 下痢や便秘を繰り返す
- 体がだるい、疲れやすい
- 理由はないのに不安になる
- いらいらしてしまう
- 気分が落ち込む
- 考えがまとまらない、物忘れする
- 体の症状があるのに、検査では「問題ない」といわれる
必要に応じて心理検査を受けて頂く場合もあります。
当院で受けられる心理検査
○ストレスチェック=SDS、GHQ
質問紙によってストレス度を測定することができる心理テストです。
※こちらの検査は精神科初診時に必ず受けて頂いています。
質問紙によってストレス度を測定することができる心理テストです。
※こちらの検査は精神科初診時に必ず受けて頂いています。
○人格(性格)検査=Y-G性格検査、東大式エゴグラム(TEG)バウムテスト(木の絵)
性格を調べる心理テストです。質問に「はい-いいえ」などで答えてもらうもので、簡単に行うことができます。
バウムテストは木の絵を描いていただき、訓練を受けた心理士が被験者様の心理状態や人格を読み解きます。
性格を調べる心理テストです。質問に「はい-いいえ」などで答えてもらうもので、簡単に行うことができます。
バウムテストは木の絵を描いていただき、訓練を受けた心理士が被験者様の心理状態や人格を読み解きます。
○人格(性格)検査=ロールシャッハ・テスト
性格を調べる心理テストです。より深い心理を知ることができます。
性格を調べる心理テストです。より深い心理を知ることができます。
○知能検査=WAIS-Ⅲ
多くの方にIQ(知能指数)を測定する検査と認識されており、拒否反応を示す方もいらっしゃるようです。
しかし、一般にIQと言っても、知能には様々な要素があり、そのバランスや優れた点はその人の個性となります。
ですので、他の心理テストと同じく、自分を知る上では非常に役立つテストです。
多くの方にIQ(知能指数)を測定する検査と認識されており、拒否反応を示す方もいらっしゃるようです。
しかし、一般にIQと言っても、知能には様々な要素があり、そのバランスや優れた点はその人の個性となります。
ですので、他の心理テストと同じく、自分を知る上では非常に役立つテストです。
○認知機能の検査=コグニスタット検査
「保持されている能力」と「低下している能力」をとらえることができる認知機能検査です。幅広い年齢に適応します。
「保持されている能力」と「低下している能力」をとらえることができる認知機能検査です。幅広い年齢に適応します。
○MMSE、長谷川式
その他脳の障害を調べる検査や物忘れの程度を調べる検査などがあります。
その他脳の障害を調べる検査や物忘れの程度を調べる検査などがあります。
もの忘れ外来
高齢になるともの忘れが多くなってきます。その多くは年齢相応の自然なものですが、もしかしたら認知症がはじまったのではないか、と不安に思っている人のために開設されたのが「もの忘れ外来」です。その人のもの忘れが、自然なものなのか、病的なものなのかを診断し、その症状に応じた適切な治療を行います 当院では、認知症専門医を取得している専門医により、適切な診断・治療を行っております。
[認知症とは]
1.記憶障害があり、2.記憶以外の知的機能の低下があり、3.社会生活上支障をきたした状態です。
具体的には以下のような症状がみられます。
具体的には以下のような症状がみられます。
1.記憶障害
・単なるもの忘れではなく、昔の記憶は残っています。
・単なるもの忘れではなく、昔の記憶は残っています。
2.記憶以外の知的機能の低下
- 物や人の名前が出てこない、あれ・それが増える
- 言葉の意味がわからない、“鉛筆ってなぁに?“
- 身体機能は正常だが、行動・行為ができない。
- 使えていたものが使えなくなる、服の着方がわからない
- 感覚機能は正常だが、脳が認識できない
- 目の前にあるものを探す など
- 物事を計画し、準備し、段取りをとることができない
- 料理、旅行の支度 などができない
- 時間や場所がわからない
3.社会生活上の障害
- 料理ができない、買い物が用をなさない
- 着替え、入浴、排泄・・・身のまわりのことができない
- 本人の自覚として、自信喪失、不安、混乱、困惑がある
- “やりたくない”という気持ちから自発性が低下する
上記のような症状が出てきましたら、出来るだけ早く専門医療機関を受診してください。
内科・総合診療科
原因ははっきりしないけど何だか調子が悪い、何だか気になる症状がある、そんな患者様にとって最もかかりやすいのが内科ではないでしょうか。病院に行くことなのか、何科に行けば良いか分からない、そんなときもご相談ください。小さな事でも何でも気軽にご相談頂ける内科・総合診療科を目指します。
高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病の治療。発熱、咳といった急性疾患の治療。花粉症などのアレルギー疾患の治療。各種健康相談、健康診断(採尿、血液検査、心電図)、各種予防接種を受けることもできます。
神経内科
神経内科では主に、もの忘れ(認知症、多発脳梗塞)、頭痛(片頭痛、緊張型頭痛)、手足のしびれ・脱力(脳卒中、多発性硬化症、頚椎症、運動ニューロン病、末梢神経障害)、ふらつき・めまい・歩行障害(小脳失調、脳卒中、パーキンソン病)、けいれん・気を失う(てんかん、脳炎、脳出血)、ふるえ・筋硬直(パーキンソン病、本態性振戦)などの診察を行います。
ストレスや疲れからの頭痛を訴えるような場合にも、実際に検査してみると脳に器質的な要因が見つかるケースもあります。精神科と神経内科を併設する当院ならではの患者様の様子を丁寧に観察する診療技術を元に、適切な判断をし、症状によって画像診断を受けて頂き、当院で熟練の医師が読影いたします。
女性外来
女性は複合的な原因により、心身に不調を来しやすいです。ホルモンや自律神経の乱れ、ストレスや生活リズムの乱れなどが連動して、全体的な不調をおこしたりします。そういった女性特有の疾患や様々な身体的症状、お悩みを、女性医師が診察いたします。「こんな症状、どこに相談したら良いのか分からない」と悩んだときは、是非ご相談ください。
産業医学外来
業務・作業の効率化という経営手法がもてはやされる中で、長時間労働や過重な責任による体調の不調を自覚される方が増えています。
症状のはじまりかたは人によってさまざまです。「息苦しさ・動悸・頭痛・めまい・便秘・下痢・腹痛・食欲減退」といった具体的な症状。「不眠・考えがまとまらない・やる気がない・なにかいつもと違う」といった漠然とした症状の場合もあります。 必要かつ十分な検査計画で大きな病気が否定された場合はストレス性疾患として適切な治療が必要です。
また業務量が過重で「腱鞘炎」や「疲弊・疲労しきっている(慢性疲労症候群)」といった肉体的ストレスに起因する症状もあります。双方のストレスにさらされている方もいらっしゃいます。当院では、産業医として豊富な経験がある医師が診察を行います。